わーきんぐぷあ
明確な定義はありませんが、就職しているにもかかわらず、その所得が貧困線以下にとどまっている人々を指しているようです。貧困線とは、国民が健康で文化的な生活を営むうえで必要な最低限の所得水準をいい、生活保護費の水準がほぼそれに当たるとされています。頑張って働いても、何もしないでもらえる生活保護費以下では働く意欲も失われてしまいます。近年、こうした人々が増えていると報告され、社会問題化しつつあります。背景としては、長期不況と激しい国際競争の下での人件費削減要求から非正社員就業者が増えていること、法定されている最低賃金制度が実際には機能していないこと、若者を中心にフリーター指向があること、不十分な児童手当など現役世代に対する社会保障給付が薄いことなどがあげられています。最終的な解決策としては、雇用関係制度の改善、ワーキング・プア層への生活保護の充実、各種年金・保険制度の整備、教育援助などが考えられますが、財源をどこに求めるか、社会的公平のバランスをどのようにとるかなど多くの問題があります。
ワーキング プア(working poor)は、正社員並みにフルタイムで働いても、ギリギリの生活さえ維持が困難、もしくは生活保護の水準以下の収入しか得られない就労者の社会層[1]のことである。
直訳では「働く貧者」だが、働く貧困層と解釈される。
発展途上国などで見られる典型的な貧困層とは異なり、新自由主義の先進国で見られる新しい種類の貧困として近年問題視されている。
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