めざにんさい
メザニン債とは、債券や貸付債権(ローン)、不動産等を証券化した資産担保証券(ABS)の発行において、信用力の高いシニア債と格付けの低い劣後債(ジュニア債)とともに、その中間に位置する債券として発行されるもののことをいいます。メザニン(mezzanine)とは、英語で建物の中2階や劇場の2階席などを意味する言葉ですが、金融証券用語としては、通常の債券と株式の中間に位置し、リスクとリターンの関係においては、ミドルリスク・ミドルリターンであることを意味します。資産担保証券においては投資家のニーズに応じ複数の債券が発行される場合、発行体は同一でも債券によってその格付けは異なることになります。メザニン債はシニア債より利率が高い反面、原資産となっている債券やローンに債務不履行が生じた場合には、順位の高いシニア債が元利金の支払いを受けた後でなければメザニン債は元利金支払いを受けることができないことになります。
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