ぎゃくいーるど
利回り曲線の短期債の利回りが長期債の利回りよりも高いことをいいます。
利回り曲線は右下がり(負の勾配)となります。利回り曲線すなわち金利の期間構造について、純粋期待仮説と流動性プレミアム仮説とを前提すれば利回り曲線は右上がりに、すなわち短期債の利回り<長期債の利回りとなるはずです。
しかし、景気の局面や債券の需給関係によって、これが逆転することがあります。景気の下降局面などで市場参加者は先行きの金利について低金利化を予想していますが、短期資金市場は決済資金需要などで金利が高いという場合にはフォワード・レート(将来利子率)は低下し、つれて利回り曲線は右下がりになります。
逆イールドの発生です。
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逆イールド
7月 13th, 2008 · コメントは受け付けていません。
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期限の利益
6月 8th, 2008 · コメントは受け付けていません。
きげんのりえき,キゲンノリエキ
期限がまだ到来しないことによって、当事者が受ける利益。
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金融資産
4月 29th, 2008 · No Comments
きんゆうしさん
金融、すなわち資金の融通が行われる場合、融通される側(借り手)には将来資金を返済し、その間の利子などを支払う義務(債務)が生ずる。しがたって、お金を受け取る見返りに債務返済などの条件が記された証書を発行して貸し手に提供する。
これらの証書は借り手にとっては金融負債だが、貸し手にとっては金融資産である。
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金銭消費貸借
4月 29th, 2008 · No Comments
きんせんしょうひたいしゃく
金銭貸借は、民法第587条以下に規定される消費貸借契約に該当し、ここでは「当事者の一方が、種類、品等及び数量の同じき物を以て返還を為すことを約して相手方より金銭其他の物を受取るに因りてその効力を生ず」と規定されている。
書面の有る無しに関わらず、金銭の受け取りにより口頭だけでも契約は成立するが、お金の貸借であり、後日の万一の紛争に備えて、金銭消費貸借契約書や借用書を作成しておくことが必要。
記載事項は、1 金額、2 返済期日、3 返済方法、4 利息、5 遅延損害金などの取決めは最低限記載し、双方が署名・押印しておく必要がある。
場合によっては、公正証書により契約書を作成することも必要。
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拒絶証書
4月 29th, 2008 · No Comments
きょぜつしょうしょ
手形を振り出した者がその義務を履行しないとき、受取人が手形上の権利行使または保全のために、必要な手続きをしたことを証明する公正証書のこと。
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極度額
4月 28th, 2008 · No Comments
きょくどがく
根抵当権の目的物の担保される債権の限度額のこと。
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競落
4月 28th, 2008 · No Comments
きょうらく/けいらく
競争入札した不動産を落札すること。
供託
4月 28th, 2008 · No Comments
きょうたく
金銭・有価証券その他の物品を、供託所または一定の者に寄託すること。
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キャピタルゲイン
4月 28th, 2008 · No Comments
きゃぴたるげいん
資本利得。株式・債券・土地など保有資産の価格上昇から生じる利得のこと。資産の売却譲渡によって実現した場合と、発生しただけで未実現の場合とに区別される。
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金利優遇幅
4月 28th, 2008 · No Comments
きんりゆうぐうはば
ローン申込者の取引実績やキャンペーン適用による割引金利と通常店頭で表示されているローン金利の金利の差(割引幅)のことです。割引幅や優遇金利適用期間等は、金融機関によって異なっていますので確認することが必要です。
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